何が起こっているのかわからないまま4日経ったけどもう何もわからなくていい

「皆さんとまたすぐに会いたいです」

8月末、静岡で古謝くんが今にも泣いてしまいそうな顔で力強く言った言葉は、客席へ向けた言葉でもあり 自分に言い聞かせる為の言葉のようにも思えた。

 

その言葉だけを信じて、なんとなく彼の気配を感じつつも三ヶ月ちょっと。

入所日である12月16日に更新された動画の古謝くんは、あまりにも力無く歯切れも悪く、話には変な間があり目は泳ぎまくっていた。なんかさらに痩せてる気もした。擬音語で表現するなら "ガタガタ" といったところだろうか。

そんなガタガタな姿に彼のメンタルが心配になって駅のホームで泣いた。

でも、心の内が全く隠しきれてない様子が懐かしくてちょっとニヤけた。駅のホームで泣きながら微笑む気色の悪いヲタクであった。

動画を撮ってくれて、撮ろうと思ってくれて、ありがとう。

 

年明けの1月3日、古謝くんが関ジュのコンサートの見学に行っていた。12月16日に感じた不安はこの見学情報で8割方吹き飛ぶ。

古謝くんは本当に "無" なときヲタクの目につく場所、すなわちジャニーズの現場に顔を出さないような気がしていたので、きっと何か動きがあるに違いないと思って。物理的にも精神的にも良い方向に進んでいることを願った。

 

1月10日の夜、ISLAND TVから古謝くんのプロフィールが消えた。そっか〜って思った。

反射的に涙が2〜3滴出たが(2〜3滴)、そっか〜以上も以下もなかった。自分でも驚くほど冷静。

ISLAND TVのサイトは仕様大変更の為に11日の0時から12時まで閲覧できないことになっていたので、平日昼からTwitterが地獄絵図になることを思ったら、メンテナンス前にわかるようにしてくれたのは事務所のせめてもの配慮かなと捉えた。

松竹のポスターに自担の姿がないだけで発狂していた私は、自担に信仰に近い信頼を寄せるあまり退所にすら動じないヲタクになっていた。

 

そんな動じないヲタクのターンは秒で終了する。

日付が変わって1月11日、プロフィールが消えて多分1時間するかしないかのうちに、古謝くんがInstagramTwitterを開設したのだ。

古謝くん………?

古謝くん……!

古謝くん!

古謝くん!!!!!!

これからも彼を応援できるんだという爆発的な喜びと古謝那伊留からジャニーズ取り上げとんちゃうぞというあとからふつふつと湧き上がってきた怒りがごちゃ混ぜになって、心臓がヒリヒリした。

 

もうここから時間感覚がわからなくなる。

今までとこれからの色んなことが頭の中を駆け巡って、15分くらいしか眠れなかった。

ミクロ初日終演後の夜行バスでも20分は寝れたのに。

年が明けてから物凄くバタバタしていて毎日3時間くらいしか睡眠を取れていなかったので、これはちょっと休みなって暗示かな、有休だってあんなに残ってるけど使いきれないだろうし…という言い訳を味方に会社を休んだ。

TLで辛いけど頑張って仕事行くぞって言ってたみんな、ごめん。リチャお誕生日おめでとう。

外は雨が降っていて。Twitterの誰かが『古謝くんのファンの涙かな』と言っていて、えー何それKinKi Kidsさんの曲の世界線じゃんみたいじゃんと思った。呑気だね。

 

夕方、予約していたところに行かなきゃとなんとか準備してよろよろ向かうと「どうされましたか?」と言われてビビる。

どうやら予約を取っていたのは翌日12日だったらしい。とうとう脳内の情報処理能力がバグり始めてきている。人様に迷惑をかけないよう、しばらく行動するときは慎重に動こうと誓った。

 

そうこうしているうちに「昔からやりたかったアプリでアカウント作って始めようと思うんですがフォローなどして頂けないでしょうか」という世にも可愛い日本語がネットの海にリリースされ、そのツイートから10分も経たないうちに古謝くんはWEARを更新する。センス良い。コーデだけじゃなく、WEARの開設そのものが。

 

1月13日、0時ぴったりに古謝くんがインスタを更新して、自分の誕生日のことと周りへの感謝とインスタライブの告知をしていた。

こういうのって、芸能人はみんな誕生日当日の夜とか翌日以降に そういえば今日誕生日でしたぁ〜 みたいな余裕たっぷりに投稿するものでしょ。

告知もあるからだろうけど、伝えたいって気持ちが前のめりすぎるところがなんともこじゃこじゃしい。

 

もういちいち自分の感情と向き合っている暇はない。

中身が詰まりまくっているmade by nairuな供給を有難く受け取って、可愛い!かっこいい!好きだよ!(ターララッタッタッターラー)と騒ぐことで精一杯だった。

 

1月14日、予定の21時より2分か3分遅れで始まったインスタライブでは めっちゃ緊張するー!!と言いながらも、アーカイブを残しますと宣言してから、退所に至るまでの経緯や各種SNSの使い分け、これからの予定の説明・相談があった。

ちょっと照れくさそうにスクショタイムに応えたり、独立したことで言えるようになった具体的な話も沢山してくれる。

来た質問に対して、そっか!これも言えるんか!!ってすごい嬉しそうで。

背負い込み続けてきた重すぎる荷が下りたかのようなラフさもありつつ、ひとつひとつに誠実さが滲み出ているところも全部をおっきい愛で抱きしめてくれるところも、何も変わっていない。

配信中言っていた「会いたい」を反芻する。

会いたいなぁ。

自分が会いたいと躊躇わず口に出せる境地まで来れたことに感謝が止まらない。

 

例え効率が悪かろうがはみ出していようが、私は古謝くんが嬉しそうに楽しそうに生き生きしているところを見るのが何より好きで一番幸せだ。

 

この4日間は信じられないと信じたいの連続だった。

心臓のヒリつきは少しずつマシになってきたような気もするし、古謝くんで誤魔化してるだけのような気もする。

根がめちゃくちゃネガティブで慎重だから、幸せになりすぎると自分にセーブをかけるというか、怖くなってきて信じられなくなってきてしまう。

私は定期的に陥るこの現象を『愛のかたまり2番サビ現象』と呼んでいる。

自分がもどかしい!!!今だけを見て生きていればいいのにね!!!!!!

 

良いのかな???

 

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誰かに良いよと許されたい。