さよなら金髪また来てなんでも

皆さまは応援している方のどんな髪型がお好きだろうか。

私はその "好き" にざっくりとした種類があり、標準装備としての好き(短髪だとか前髪が上がってるとか)と突発的だからこその好き(ポンパだったり片耳掛けだったり)に分かれる。

 

以下は今月初旬、後者の好きが発生した際の手記です。

 

#フェイタ が終わったから

3月は前髪作って

根元は黒に残しつつ

赤い部分を金髪にする!(微笑み3点ハート囲み顔絵文字)

舞台のビジュアルに合わせる為に去年の12月から二ヶ月ほど赤くキープしていた髪を、改めてブリーチして金色にするという。

この一年間何かと色は変わっていたもののガツンと濃いめなカラーが多く、ハイトーンとなると多分ほぼ二年ぶり。

久しぶりであることを意識すればするほど呼吸が浅くなる。

 

宣言から二日、労働後インスタを開いたらもう息の仕方なんてのは忘れた。

NEW HAIR(斜め二連ハート)

かっこえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

えっと

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

古謝くんはきっかり3月初日に金髪になっていた。

この捻りのない感情を咀嚼したくてTwitterを開いたところ TLも検索欄も機能しておらず、彼もまた息の仕方を忘れていたようだった。

わかる。わかるよ……。

 

仕事終わりのご飯タイムやイベントの顔合わせ、隙を見つけては写真を撮って色んなところに載せてくれる。

それらが更新されるたびに、心臓の奥底(ってどこ?)でドゴォォォォォン!!!!みたいな轟音が鳴り響いていた。

破壊力の音か。

おっかない、おっかないよぉ……。

 

二週連続で東京に行くとなると色々まずいかもとギリギリまで迷った末に、金髪に釣られてイベントに参加していた。

なんとなく、あまり長く金髪で居てくれる気がしなくて。

登場した古謝くんはただでさえ髪色が輝かしい上に照明に照らされもはや光源。

さらにくるくるとカールアレンジが加えられていたそのビジュアルはプードルのようで、彼が「今(の髪型が)トイプーやから」と言うから、私はサラサラと灰になり崩れ去りながら「確かに」と頷いた。

 

そこから数日後、ハッピーオーラ全開なご様子で古謝くんは何かの撮影の終え、時に振付師としてステージを支え、ドタバタと日々をこなしながら大阪へ戻ってきた。

飛散量例年超えの花粉達も帰阪をさぞ喜び彼に纏わりついたかと思うが、目とか鼻とか色々大丈夫だっただろうか。いや、むしろ東京のほうがきついんだっけ…。

 

コラボアイテムの販売と、大阪でのダンスレッスンの開催が発表される。

好きと仕事がまた一つ繋がっていてやっぱ古謝くんってすご!!!という尊敬の念と今回はちょっと厳しいなぁという無念に気を取られつつ生きてると、ファンクラブのグループチャットの通知が入っていた。そこそこ深夜。

髪色を変えるという内容のものだった。

自分の勘って案外信じても大丈夫なのかなと思った。

 

髪色パープルになった(微笑み顔絵文字)(キラキラ)

翌日(といっても日付的にはその日の日中)、新しい髪色がわかる自撮りがストーリーに上がった。

ガツンと青っぽい色が入っている。

髪にしろ服にしろどんな濃い色でも大体似合うのは、そこに負けない素晴らしいお顔をお持ちでいらっしゃるからだ。

思ったとおりの色になったかい?という問いかけはいいねをもって代えさせていただいた。

 

これからも頭皮とキューティクルを労りながら、好きな髪で生きてほしい。私はそれが一番嬉しい。

そしてたま〜〜に古謝くんの「こうしようかな」が私の "好き" と交差してくれたら、有難く狂う。

 

髪の色素が薄まっただけでこんなにもドキドキすることを知った二週間と少しだった。

 

受注販売のオーダーが本日スタートしたKANGOL BEAUTYさんと古謝くんのコラボアイテム(トラベルセット)の商品ページには、私が狂った金髪古謝くんのお姿が納まっております!

かっこいいでしょう。可愛いでしょう。愛くるしいでしょう。全てが

 

商品紹介に写真に動画にと予想を遥かに超えた盛り沢山具合だから是非見ていってほしいです。

 

春だね。