古謝くんの

ことをちゃんとした言葉で話したい気持ちがありすぎて、心を強めに掴まれるとしばらく言葉が降りてこないのをやめたい。降りてきたとて「やばい」「すごい」「助けて」みたいな何も伝わらない言葉だけなのを切実にやめたい。

 

同志と 致死量!って溺れながら喜び、龍太くん担に よろしくね!とどの立場から言ってるのかわからない挨拶をしてきゃっきゃし始めてから4ヶ月、「コムサdeマンボ!」が滞りなく全公演終了した。

 

古謝くんが演じた三宅騎士からは、珍しく古謝くん本人の影を感じなかった。元気良いところとか先輩に懐いてるところとか、似てるようで似てない。

空気読めないところが似てるかもと古謝くんは言ってたけれど、空気の読めなさよりも礼儀知らず感のほうが強烈で、本人と重ねて変な感情移入せずに済んで助かった(?)。

 

見どころだと思っていたのが、騎士が病院からスタッフルームに戻ってきたあと。

土下座して謝るシーンでは、感情の入れ方と声の抑揚の付け方が回を重ねるごとにどんどん変わっていった。

そのあとの会議で自分の企画が採用してもらえたと思ったときの「はい」と死ぬ気で仕事しろ!とのお叱りに対する「はい」の対比が好きだった。

劇中に何度も出てくる騎士の「はい」には当たり前に一つとして同じ「はい」がない。

あ、とか え? とか、シンプルな台詞こそ表現するのが難しいんだろうなと思うと同時に表現の幅を感じられるから、観ていてとても楽しかった。

 

登場人物が突然関西弁になったりならなかったりで はて…?となる部分は多少あったものの、コメディーベースに今の情勢を上手く盛り込んだ絶妙に夏バテしないカロリーのストーリーで、個人的には好き。

 

 

この夏一番嬉しかったのが、自担の声を褒めてくれる人を沢山見たこと!

"褒めてくれる人" といってもコムサマを観劇した方々のツイートを目にしただけなんだけど「イケボじゃない?」とか「よく通る声」とか「滑舌良くなった?」とかすんごい嬉しかった。

そうなんですよ!!だって古謝くんの声は!!!優しく甘く!よく通る!!!!(誰もそこまでは言ってませんよ)

滑舌に関しては舞台に立つ上で自担自身が何より気にしてるだろうし、長年周りが滑舌滑舌言いすぎるが故に*1誇大化された滑舌問題の陰になってた "それ以外" に気づいてもらえるきっかけになった気がする。

専門的なことはよくわからないけど、私は自担の声が好きです。

 

 

そして一番元気をもらえたのが、どんなアドリブにもひるまず立ち向かっていく古謝くんの姿。

恐らくこれはコメディーの観方並びに元気のもらい方として正しくない。

この作品自体とてもエネルギッシュで元気をもらえるものであることは大前提として、幾度となく発生するそれに「当たって砕けろむしろ俺がこの場を砕く」くらいで挑むあの姿勢に、説明しようがないパワーをもらえる。

アドリブがピークに達するアクションものまねのシーンは観ていて毎回変な汗をかいた。即興漫才とかなんとか、胃のあたりがヒュッッて縮み上がるようなお題もあった。

でも、どんなアドリブが飛んでこようとあくまで三宅騎士だった。

丸山くんになってダジャレ繰り出してる回とかあまりの頑張りに感動してちょっと泣きそうになった*2

 

2年前、煮え切らない表情で松竹座に立つ彼を見て悔しくて悲しくて泣いたことを思い出す。

自担がどんな心情で舞台に立っていようとも、ヲタクは客席で見ていることしかできない。どうすることもできない。

心からジャニーズが好きでジャニーズをしている自担だからこそ、そういう様子を目の当たりにするのは辛かった。

 

だから、楽しそうにしてたり、例え苦戦してても頑張ってたり、とにかく古謝くんが前向きな気持ちで板の上に立っているのが伝わってくると嬉しくなって心がひたひたになって泣いてしまいそうになる。来て良かった〜!と思う。

 

 

歌って踊る古謝くんが観れたこともペンライトを振れたこともめちゃくちゃ嬉しかった。

踊ってるときの「俺を見て!」って目がやっぱり大好き。もう穴が空くほど一生見るしちょっと穴空けちゃったかも(空けるな)

謙虚な自担だけど、そうしているときは自分のこと世界で一番かっこいいと思っていてもらいたい。

 

本人のアピールの甲斐もあって、古謝くんは出演した外部3作品全てで踊ったり跳んだりしている。

きっとこれからもそういう作品に沢山携わっていくんだろうなと思う。

 

ただ、「古謝くんって舞台班になったんですよね?」と聞かれたらなんて答えたらいいのかわからなくなる。

そんな話し込んだことない人に聞かれたとき 何こいつめんどくさ!?!?と思われないように、「そうなんですかね〜」という無難な答えを一応用意している。

 

上手く言えないけど、括りとか班とかそういうのじゃない気がしてならない。

古謝くんの「自分にしかできないこともやっていきたい」「自分で新しい道を掴んで、"古謝くんみたいな道を進みたい" って子が出てきたらうれしい」「いつか "古謝那伊留" ってジャンルを作りたい」を軸に直近一年半くらいの話を思い返す限りは。

 

そんなかんじなので、これからも舞台に出るし、また地上波で走ったりとか、なんかの拍子にバンジー飛んでる可能性だってあるし、ジャニーズの曲を歌って踊ってる姿を団扇持って観る日もそのうち来るんだろうなと勝手に思っている。

別に急いで何かになろうとしなくても良いよね、古謝くんは古謝くんなんだから。

 

 

千穐楽での「皆さんとまたすぐに会いたいです」って言葉、本当に嬉しかった。

またすぐに舞台の上に立ちたいって意志を見せてくれたのが嬉しかったし、そんなんこっちだって会いたいよ。

 

今後彼を一切の苦しみ悲しみから守ってほしいと本気で神に祈った。

あなたはずっとそこに居てください!!!!!

 

枠にはまらず括られず何者でもない人こそ、何者にでもなれると思う。

古謝くんは最強です。

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 (どれミゼ見学からコムサマ抜擢の喜びでいっぱいいっぱいになりながらコメントする古謝くんをご覧ください)

 

(かんわいいサムネに反し、「おい、」が何気にイケボな古謝くんをお楽しみください)

 

(あくまでも三宅騎士として一生懸命稽古場と楽屋レポする『突撃!隣の◯◯』シリーズでの古謝くんを応援してください)

 

 

この4ヶ月間公式TwitterYouTubeも予期せぬInstagram進出も中高生新聞も全部全部とびきり楽しかった!

古謝くんはさすがに偉人(読み:えらんちゅ)が過ぎたので、あと一週間くらいなんも考えずスパイスカレーのお風呂とかに浸かっててほしいな♡(甘い)

 

 

 

 

*1:まぁそういうキャラづけみたいなのがあって本人もネタにしてたからそこまでの嫌悪感はない

*2:ここは涙するシーンとして絶対に正しくない